- 住宅ローンをほったらかしにしていませんか?
- 超低金利といわれているこの時代、チャンスを逃してはいけません!
- まずは住宅ローンに関する知識を増やして、あなたの資産を守りませんか?
新型コロナウイルスの影響で職を失ったり収入が減るなどの影響を受けた人々が増加し、それに伴い住宅ローンの返済に頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか1。「手続きが面倒、何をすれば良いかわからない」といった理由で住宅ローンを放置してきたそこのあなた、一度このタイミングで住宅ローンの借り換えをじっくり考えてみませんか?
住宅ローン借り換えのメリット
1. 総返済額の削減
マイナス金利政策導入に伴い金融機関での金利競争が激化しています。低金利といわれている現在、住宅ローンを組んだ当時よりも低い金利に借り換えることが出来れば、返済額の削減が可能になります。返済額が数百万下がる場合も。
2. 複数借り入れからの一本化で利便性アップ
住宅ローンだけではなく、車やその他の大きな買い物でローンを組んでいて複数の銀行に借り入れがある場合、住宅ローンの借り換えで返済口座をその他のローン返済口座と一本化することで、返済金の口座間移動などの手間が減り、資産管理もしやすくなります。
3. 固定金利への切り替えによるリスクの軽減
変動金利で住宅ローンを組んでいる場合、今後金利が上昇するリスクがあります。低金利である今が固定金利に切り替えるチャンスです。
4. 補償内容が良い団信への切り替えのチャンス
住宅ローンを組む際に加入を求められる団信(団体信用生命保険)。現在は補償内容が充実したものが増えてきており、通常なら途中変更できませんが住宅ローン借り換えの場合に切り替えが可能なことも。2
5. 借入先銀行の特典を受けれられるチャンス
イオン銀行を例として挙げると、イオン銀行で住宅ローンを組んだ場合、イオングループの店舗でのお買い物が割引になります3。このようにおうちのお財布事情に嬉しい銀行オリジナルの特典が受けられる住宅ローンもあります。
住宅ローン借り換えのデメリット
1. 諸費用が必要
最初に住宅ローンを組んだ時と同様に、借り換える際も手数料などの諸費用がかかります。借入先によって費用の値段は異なりますが、数十万円ほどになります。
2. 手間がかかる
初めて住宅ローンを組んだ時に、本人確認や収入関係を証明するものなど、多くの書類を準備して大変だった記憶がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?借り換えの際も同じく、審査を受けるために上記のような書類を集めなければなりません。
3. 全期間固定金利に借り換えた場合、返済額の負担が増す事も
全期間固定金利の場合、住宅ローン完済まで金利は一定なので返済額も一定になり、他のタイプと比べると大分シンプルな仕組みです。しかし、ベースとなる金利が初めから高く設定されている為、返済期間に金利の上昇がない場合に他の金利タイプより総支払額が多くなる可能性があります。
【住宅ローン借り換えを行えないケースにご注意を!!】
ここまでで住宅ローン借り換えのメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、残念な事に、借り換えを行えない(審査が通らない)ケースというものが存在するのも事実。ここではその例をいくつかご紹介します。
※借り換え先の金融機関によって条件は異なります。あくまでも参考としてください。
1. 転職をした場合
勤続年数も審査対象になります。転職や独立直後の場合は審査が通りにくいかも。
2. 健康面に問題がある場合
住宅ローンを組む際に加入する団信ですが、健康状態によっては団信に加入できずに審査が通らないことも。
3. 収入が減った場合
住宅ローンには返済負担率という割合があります。その上限は金融機関によって異なりますが、収入が減った場合にこの負担率の割合が上限を超える場合は借り換えられません4。
4. 住宅を賃貸と出した場合
ローン返済をしている住宅を賃貸として貸し出している場合、借り換えは不可。
5. 物件価値が下落した場合
建物の老朽化や、自然災害による被害で物件の資産価値が購入当初より下落する事があります。このような場合を担保割れと言いますが、担保割れしていると審査を通るのが難しいと言われています。
結論
何事にもメリット・デメリットはつきものです。もちろん住宅ローン借り換えにも当てはまります。しかし、基礎知識を学び、デメリットを事前に把握し準備しておけばクリアできない問題ではありません。今は超低金利と言われている時代で借り換えには絶好のチャンスです。ポイントを押さえてぜひあなたの住宅ローン見直しの参考にしていただければと思います。