- オンライン学位の人気の理由
- 最も人気のあるオンライン学位10選の紹介
- 低コストと利便性により、今後日本でも大学進学の選択肢として一般的になるであろう
近年オンライン学位の人気は高まり続けています。柔軟なスケジュール設定、幅広いプログラムの選択肢、どこからでも授業に参加できることなどが、その人気の理由です。以下、最も人気のあるオンライン学位10選をあげています。
コンピュータ・サイエンス
最近は日本でもプログラミング教育への関心が高まっていますが、米国では有能なコンピュータ・サイエンティストの需要が高く、indeedによると平均給与は$103,674です。いくつかの専門に分かれます1。
ゲームデザイン
ビデオゲーム用のアプリケーションの構築からグラフィックやアートのデザインまで、幅広いキャリアがあります。
サイバーセキュリティ
テクノロジーへの依存度が高まるにつれ、サイバーセキュリティ、情報技術、コーディング、ソフトウェア開発を学んだ学生は、企業や政府組織で頻繁に採用されています。
データ・サイエンス
米国労働統計局によると、数理科学職の雇用は、2026年までに27.9%増加すると言われています2。あらゆる業界で、データ分析、ビジネスの改善等のためにデータサイエンスが利用され、ニーズが高まっています。
薬理学
薬剤師は、病院、大学、研究機関、製薬・バイオテクノロジー産業、政府機関などに就職することができます。将来的には、外来医療、保険業界にも広がるでしょう。
看護
現代医学により人の平均寿命が延びる中、医療従事者のニーズも高まっています。高齢化社会に対応するため、より多くの看護師が必要となります。
経済学
経済学は、様々な業界での就職の選択肢となる専攻です。技術分野と融合すれば、公共政策、医療改革、都市計画、不動産などの分野で活躍できます。
エンジニアリング
卒業後は電気、コンピューター、生物医学、化学、土木、工業、機械分野で就職できます。ほとんどの産業で長いキャリアを歩むことができます。
人的資源管理 (Human Resource Management)
今後の人事部門はリモートワーク管理、チャットボット技術、データ分析、人事ソフトウェアを習熟し、育児休暇、メンタルヘルスを含む最新の福利厚生を目指す必要があるでしょう。
公衆衛生学
オンラインプログラムの大部分は、キャンパスに行かずに完了することができますが、通常公衆衛生機関や関連施設で実地経験をするプログラムがあります。
ソーシャルワーク(修士)
殆どのカリキュラムはオンラインで行われますが、承認されたソーシャルワーク機関において必要なフィールド体験を修了する実践的な学習も含まれます。
コンストラクション・マネジメント
将来的に大規模な建設プロジェクトでは、作業許可の取得、請負業者の雇用、タイムラインと進捗状況の顧客への通知など、コンストラクション・マネージメントが必要とされるでしょう。
マーケティング
マーケティング原理の基礎知識と、自分の能力を示すプロジェクトを開発する機会を得ることができます。マーケティングや広告のキャリアをスタートするのに最適な学位です。
まとめ
全米教育統計センターによると、2018年には約700万人の学生が通信教育課程を受講しました。つまり、米国の全大学生の3分の1以上が、少なくとも1回はオンライン授業を受けたことになります3。世界トップクラスの学位が、安価に学べることから、今後日本でも大学進学の選択肢として一般的になるでしょう。