- 海外オンラインMBAの取得の9つのメリット
- 海外オンラインMBAの選び方
- 日本のオンラインMBAプログラムについて
キャリアアップのために、海外オンラインMBAを検討されてはいかがでしょう?近年、オンラインコースを設けているビジネススクールの数は増加しており、その可能性は広がっています。ここでは海外オンラインMBAのメリットと選択方法について解説します。
海外オンラインMBAの取得を検討すべき理由
海外オンラインMBAを取得する9つのメリットを挙げています。
1. 収入の増加
慶應義塾大学学術情報リポジトリ1によると、海外MBAを取得した学生の賃金上昇が著しいことがわかります。海外MBA取得者の卒業前の平均給与は701.52万円だったのが、MBA取得後は1247.78万円と546.25万円の賃金上昇額を示しています。同様に国内MBA取得者のMBA取得前後の平均給与も799.66万円から888.46万円まで上昇しています。
2. 外資系企業での転職に有利
海外MBA取得者に人気の就職先として、外資系コンサルティング、外資系投資銀行、外資系IT企業が挙げられます。いずれも、将来の経営幹部候補として採用されることが多いです。
3. 海外での就職のチャンス
インターンシップ制度を導入している大学や大学院のビジネススクールなら、海外就職の可能性も広がります。
4. ビジネスリーダーに求められる知識や実践力の習得
ビジネススクールでは経営全般の全体像を捕らえる視点、論理的思考、分析力・問題解決能力が求められます。
5. 幅広い人脈を形成する機会が増える
ビジネススクールでは性別や年齢、業種、職種の枠を超え、さまざまな経験・キャリアを持つビジネスパーソンとの出会いがあります。ネットワークは、卒業生にまで広がっており、生涯にわたって切磋琢磨できる多彩な仲間ができるでしょう。
6. 費用が安い
海外のMBAランキングの上位にランクされる大学の学費は2年間の学費だけで1,600万円程かかります。生活費を含めた総額で考えると、2,000万円を超える出費となるのに対し、オンライン留学であれば、トップランキング校であっても総額500万〜600万円前後でMBAを取得することができます。
7. 入学のハードルが低い
オンラインMBAの入学基準は、通常のMBAと比べ、低めのテスト平均点、一般的に高い合格率が知られています2。オンラインMBA入学者のGMAT平均は550点程度と言われています。
8. 日本で働きながら取得できる
海外のMBAを取得するためには、2年ほど会社を休職あるいは退職して留学をする必要があります。当然、その間の収入は途絶えるので、学費、生活費を用意したうえで留学をしなければなりません。その点、オンライン留学であれば仕事をしながらMBAの取得が可能です。
9. 英語力が身に付く
授業は、当然のことながら英語で行われます。グループディスカッションやレポート作成もすべて英語です。その結果として、グローバルレベルの高度なビジネス英語が身に付きます。
海外MBAを選ぶポイント
フレキシブルな受講が可能かどうか、「国際認証」(AACSB、AMBA、EFMD Global等)されているか等がポイントです。更に、国際的企業でのキャリアを狙う人は評判の高い学校に入るのが一番とも言えます。
日本国内MBA
日本でも多くのMBAコースが開講されていますが、海外MBAとの大きな違いは基本的に授業が日本語で行われていることです。その点、日本語で経営学を学ぶことに集中したい方には向いているでしょう。