- シニア向けの高収入の仕事は需要がある
- 高収入の仕事を得るのは至難の業
- 高収入の仕事の供給はある事はある
日本では現在、高齢者の方たちが年々増えています。仕事を探している高齢者の方たちも多く、高収入の仕事の需要があります。高収入の条件として、時給１，７００円以上と祝い金５０万円以上等がありますが、見つけるのは至難の業です。
Quality Stock Arts / Shutterstock高齢者の仕事が必要な理由
高齢者の方たちが仕事が必要な理由として挙げているのは、６５歳でもらえる年金だけでは生活ができないからです。その年金も、この先増えるより、減る事が予想できます。
高齢者の仕事が必要な理由
もう一つの理由として、７０代になるまでは仕事があっても、７０代に入ると雇用を続ける会社は非常に少なく、その時点までに高収入の仕事をして、お金をためておく必要があります。
高齢者の仕事が必要な理由
又、週２回の筋肉トレーニングを継続して老化を遅らせる事が出来ても、完全に維持することや、若返る事が出来ないからです。早くから自営業を起こし、ビジネスでお金を稼ぐ方法もありますが、こちらは死ぬまで働かないといけないかもしれません。
高齢者の仕事が必要な理由
２０１９年度の内閣府発行の６５歳以上の方たちで構成された高齢者白書によると、高齢者世帯の平均年間所得は３１８．６万円となっていますが、対照的に現役世代のそれは６６３．５万円となっています。年金をもらえる年代になっても、現役世代の所得を得るには、それに相応しい収入が必要となり、その収入源は仕事となります。
高齢者に人気の職種トップ３
さて、認知症を避ける理由にもなる高齢者の職種ですが、どういう職種が人気があるでしょうか。２０１６年に行われたアンケートの結果によると、第一位が事務・入力・受付でした。第二位が軽作業（梱包、仕分け）、そして第三位が専門・技術職など資格を有するものでした。
高齢者に人気の職種トップ３
男女別の人気職種トップ３の結果もあります。男性では、軽作業、事務、資格を有するものと続きます。男性は特に、現役時代に培った技術や体力的にハードな職種を選んでいます。女性では、事務、医療・福祉・介護、厨房・キッチンと続いてます。女性は特に、子育てや家事の経験を生かした職種を選んでいます。
高齢者が多く働いている企業
さて、シニア世代が主に働いてる企業とはどういう企業でしょうか。そのトップ３は、イオン、セブンイレブン、そして同率でヤマト運輸・役所、となっています。ほかにもシニア専用の求人サイトを公開している外食チェーンの「すかいらーく」等もあります。
シニアが求めている求人広告はあるか
それでは、実際５０代と６０代のシニア達が求めている時給１，７００円以上、祝い金５０万円以上の条件に見合う求人は現在行われているでしょうか。時給１，７００円以上の求人はありますが、祝い金５０万円以上の求人は見つかりませんでした。
「すかいらーく」では
シニア世代専用の求人広告サイトを公開している「すかいらーく」では、神奈川県限定となりますが、時給１，７００円以上の求人広告はありませんでした。調べた結果、最高時給は約１２4０～でした。
時給１７００円の一例
同じ神奈川県では、結 ケアセンターあおば 訪問介護事務所が最高時給１，７００円にて身体にかかわる訪問ヘルパーを求人しています。現在働いているスタッフの年代も２０代〜６０代となっていて、祝い金はありませんが、未経験者も受け付けています。主にサービス業の経験者を求人しています。
時給２０００円以上の一例
場所を移し、福島県に在する株式会社ジャパンクリエイト郡山営業所ではベアリングの製造という職種で最高時給２，１２５円で求人しています. ます。祝い金は最高１０万円まで支給され、シニアも歓迎しています。
時給２０００円以上の一例
ベアリング製造の仕事内容は主に研磨、組立、運搬となり、アピールポイントとしてマイカー通勤が可能となる無料駐車場や、朝・昼・夕の時間帯に使える社員食堂等があります。待遇・福利厚生はトップクラスとなっています。